あの戦争を振り返る本達

戦前に発行された2冊についてはなぜか終戦の日が鉛筆で明記されていますが、読むのに支障はなく風情として味わってください。ページが外れることもあります。 価格設定は知人複数名の購入希望価格の平均にしました。値下げの余地は多少あります。 その他の本も多少気になることはありますが読めます。 (本紹介) ①流転の王妃 満州国皇帝溥儀の弟溥傑の妻で貴族の娘が書いた随筆で文才ある文で日満の歴史に触れます。 ②ドイツついに勝つ ドイツがソ連やフランスに勝てた要因や強さの秘密を当時の帝国人が真珠湾攻撃直前に考察したもので今思えば下策と思える日独伊三国同盟が当時の視点から試行できます。 ③戦争史大観 東條に追い払われた天才は満州事変前から何を思いなぜあの行動に走ったのかの思考を垣間見れる名書です。石原が満州事変を是として以降の中国進出に懸念をしていた理由も垣間見れるかもしれません。 ④風鳴り止まず 山本五十六の航空編成の脳みそである源田実の真珠湾攻撃頃の思考が垣間見えます。あの一度は世界一に輝いた伝説の艦隊編成、作戦運用の誕生秘話も見れます。 ⑤井上成美 当時の国際人としての見識の深さから間近で転落していく帝国を阻止できない苦悩に新たな視点と帝国の愚かさを知れます。 ⑥山本五十六の戦争 ほぼ⑤の別人版です。山本五十六の方が権限があるからこそちょっと上から日本を覗けます。 ⑦近衛文麿の野望と挫折 犯人はお前かって思います。 ⑧シンガポール 国民達がこんなもの読んでたら空爆された時意味わからないだろうなって思います。