イミラックパラサイト隕石-リビアングラス

イミラックパラサイト隕石と隕石から生まれたリビアングラスのセットです。 イミラック隕石は、1822年にチリのアタカマ砂漠で発見されたパラサイト隕石です。パラサイト隕石の中でも美しいことで知られています。 リビアングラスとは？ リビアングラス（Libyan Desert Glass）は、黄色や金色をした天然ガラスの一種で、主にエジプト西部のリビア砂漠で見つかります。地球上でも非常に珍しいガラス質鉱物です。 主な特徴 色黄色、黄緑色、琥珀色（透明～半透明） 成分約98%が二酸化ケイ素（SiO₂） 硬度モース硬度 約6.5～7（割と硬い） 重さ比重約2.2（比較的軽い） 産地　主にエジプトとリビアの国境地帯の砂漠地帯 年代約2,600万年前（2,900万年前とする説も) 隕石衝突説 約2600万年前、巨大な隕石や彗星の衝突または空中爆発により、地表の砂が一瞬で高温（1700℃以上）に加熱されて溶融し、冷えてガラス状になったという説。 チェリャビンスクやツングースカのような「空中爆発タイプの天体」が原因だった可能性もあります。 歴史的・文化的価値 **ツタンカーメン王の胸飾り（スカラベ）**にリビアングラスが使われていたことが有名です。 古代エジプトでは、非常に神聖視されていたと考えられています。